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社会不適合な「みならい脚本家」川崎雄斗の心理学的ライフハックブログ

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すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法の書評

記事を書いた人:Yuto あとで読む

どうしても、勉強したいのにできない...
帰ったら、テレビばかり見てしまう...

 

もし、科学の力でこれらを解決できたら、
あなたの人生はもっと充実すると思いませんか?

 

自宅に帰ってからの4時間を
有意義に使って勉強する事もできます。

無駄にダラダラする時間が
無くなって早寝早起きが苦でなくなります。

 


職場でも誰よりも生産的に
働くことができるようになって

残業時間が無くなる方法があるとしたら
取り組んでみたいですよね。

 

そんな方法論が
ぎっしり詰まっているのが

 

すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法」です。

 

 

 

 

 

 

なぜ、帰って気が付くとテレビスマホを見てしまっているのか?

 


画像の説明文
ダメ男

ご飯を食べて勉強しようと
思っていたのに、なぜか
テレビを見てしまっていた!?

 

なんてことありませんか? 実はこれ、無意識に行っている事なので
解決るすのって難しいんですよね。

 

なぜなら、リモコンが目に入った瞬間
脳は自動的にテレビをつけるように
インプットされているからです。

 

 

なので、解決策と言えば…

 

 

やはり最初から「やってはいけないことは目にしない。脳に見せない」しか手はありません。

 

 

 

これしかないんですよね。

 


帰った時にリモコンが目に
入らないところに移動させて
おくのが有効。

 


テレビを見ながらでも仕事ができる。

 


と、いう人もいるかもしれませんが、
脳の仕組みから言うとそれは

そう思っているだけ。
集中ってできていないんですよ。

 

 

モニターを見ていなくても、視界の端にそれが入るだけで、脳はいちいちモニター画面に対して判断をしています。でも、それは脳のエネルギーの無駄づかい。集中力もなかなか上がりませんし、疲れやすくなってしまいます。

 

とはいえ、この事を理解していても
行動を変えるのは難しいです。


それでは、どうすれば行動を変えられるのか?

 

 

正しい行動の変え方は「フォーワード」

 

その方法論も
紹介されています。

 

自分はそもそも何のために行動しているのか、どこへ向かおうとしているのか。それを定めて、そのためには体にどんな指令をすればよいかを決める。そして指令する。このしくみが、「フィードフォワード」です。


では、目標設定するって事かな?


って、思ってしまいますが、
そうではないようです。

 

本書でお伝えしているのは、あくまでも「脳の働き」です。意識を変えるとか、気の持ちようを変えるというような取り組みではありません。脳が自動的に、無意識的に「フィードフォワード」のシステムを起動しやすい状況をつくりましょう、というのが、ここでの提案となります。

 

ふむふむ。

要するに、

 

勝手にテレビをつけてしまうのを

勝手に勉強してしまう

 

に変えてしまうって事ですね。

 

 

勝手に勉強してしまう仕組みを脳に作る

 

その方法がこちら。

 

会議の終わりが作業の区切りなのではなく、資料をファイルにとじる、議事録をつける、などの次の作業が始まったところを作業の区切りとして脳に植え付けます。次の作業にちょっとだけ手をつけ、その法則を脳につかませるのです。

 

つまり…

 

もしその習慣を変えたくなったら、その場所に行った直後に、まず「別の行動」をすることです。その「別の行動」を脳に見せれば、脳は望ましい法則を、新しく見出してくれるでしょう。 

 

これは本当に強力です。


もし、休憩終りに

 

 


画像の説明文
ダメ男

次は何をするんだっけ…

 

って考えているなら、
その時間が無駄なんですよね。

 


なので、次の仕事の
準備をしてから休憩するのが理想。

 

行動を変える時は、スモールステップで


とはいえ、最初から大きく
行動を変えようとすると失敗します。

もし、行動を変える場合は

 

間違えようがないくらい簡単で確実な課題から、少しずつレベルを上げていくことで、脳内での試行錯誤がなくなります。エネルギーや時間を無駄に費やさずに、もっとも効率よく学習ができるのです。   

 

絶対に失敗しないことを
積み上げていくことが大切なんですよね。


行動を変える時の最大の敵は"同僚"と"家族"?


「自分を変えるなら、まず環境を変えよ」

とは、まさにこの事。

 

脳には、他人の行動を見ただけで、自分がその行動をしているときと同じような状態になる性質があります。 

 

しかも、厄介なのが"無意識で"と言うところ。

 

このように脳は無意識に他人を真似してしまうため、自分でも気づかないうちに周囲の人と、しぐさや話し方、口グセが似てきます。ですから、周りに「すぐやらない人」がいれば、それもまた周囲に伝染していき、チームや職場全体に「なんとなく先延ばしにする雰囲気」がつくられていくのです。

 

もう、この環境にいるだけで

自分の才能つぶしてますよね...

 

そうして脳に入ってくる情報の質が「すぐやらない人」に片寄ってしまうことで、いつしか、どんなことにも「すぐやらない人」のような反応をすることになります。

 

 

なので、自分が周りの人より
成功したいなど目標があるなら

付き合う相手を
選ばないといけないわけですね。

 

 

すぐやる習慣を作るの”脳の働き”を高めるTips

 

すぐやるのって、意志の力で
挑戦すると限界があるんですよね。


意思の力は容量があります。


それじゃあ、
どの様な解決策があるかというと


・意志力の容量を増やす
・意志力を消費しない
・意志力を回復させる


の3なわけです。


この本では、容量の増やし方
は書かれていませんが意志力を
消費しない方法は書かれていました。

 

意志力を消費しない方法1

 

「何も考えずにできること」は極力毎日同じルーチンにすること。「やらなくても困らないこと」はあえてやらずに済ませること。

 

 

毎朝食べるものや、起きる時間などを
統一した方が良いというのはこの事ですね。

 

意志力を消費しない方法2

思考の根源にある「○○するべき」という考えによって、知らないうちに、脳に新しいチャレンジを強いていること 

 

これは本当にそう。

やりたい事でも、

「~しないといけない」

という表現で取り組んでしまうと
やる気を消費しちゃうんですよ。


なので、

「すべき思考」は捨てて、「やりたい」

という言葉を使うようにするのも手ですね。

 

 

意志力を回復する方法1


意志力を回復するためには
睡眠しかないんですよ。


それじゃあ、どんな睡眠を
取らないといけないかというと…

 

目覚めたら窓から1m以内に入り、脳に太陽の光を届ける →脳は光を感知してから16時間後に眠気をつくるため、その夜のスムーズな睡眠につながります。 

 

太陽の光を浴びると、メラトニンが

分泌されます。このメラトニンが

睡眠導入効果があるんですよね。 

 

ちなみに、体が回復するのは
22~26時と言われているので
その時間にきっちり眠ることが重要です。

 

 

意志力を回復する方法2

起床からおよそ6時間後に、1~30分間、目を閉じる→眠くない時間帯に一度、脳に休憩をとらせてあげましょう。脳は視覚を遮断しないと休憩できない内臓なので、「目を閉じること」が不可欠です。

 

どうしても、昼以降に眠くなって

生産性が下がる場合は、昼寝がおすすめ。

 


画像の説明文
ダメ男

場所がない!

 

トイレでどうぞ!

画像の説明文
ユーレカ

 

 

現状を変えるには習慣を変える

 


画像の説明文
ダメ男

この仕事つまらんなー。

上司が使えない...


とか、社会にいると
色んな不満がたまるかも知れません。

 

でも、そんなこと言ってる間は
何も変わらないですよ。

 


結局、全部自分ごと。

 


仕事つまらないなら、

面白い仕事を

とれるようにしたらいい。


上司がドンマイなら

上司をさっさと超えたり、
うまい事動かす術を学べばいい。


それだけの事です。


人を、変えるのって
超難しいんです。

 

でも、一人だけ変えれる人がいますよね。

 

誰か分かったあなたなら、
出来るはず。

 

結構役に立つことが
書かれているのでオススメです。