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社会不適合な「みならい脚本家」川崎雄斗の心理学的ライフハックブログ

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1分でわかる!6つの帽子思考法(書評)

記事を書いた人:Yuto あとで読む

「柔軟に考えられるようになりたいな」と思ったことはありませんか・

僕は結構、頭が硬い方なのでいっつも思っています。

6つの帽子思考法は、6つの視点で考えることで今まで見落としていた考えに気付ける思考法。

もともとは、会議を円滑に進めるために作られたものですが、個人で考えるときにも役に立ちます。

正直、メリット・使い方はそこまで複雑ではないので、このレビューを読めば本書を買わなくてもいいと思います。(Kindle unlimitedなら無料ですが)

ここでは、6つの帽子思考法で学んだ考える力をアップさせる方法を解説します。

Amazon Review:4.5(レビュー数4)
わかりやすさ  :★★★☆☆
専門性     :★★☆☆☆

読書ポイント

・6つの帽子思考法のメリット
・思考精度をアップさせる6つの視点
・注意点

ポイント1.6つの帽子思考法のメリット

例えば、何らかの事業案があったとして、6つの帽子思考法のメリットは、それらの課題や可能性を網羅的に考えられるところにあります。

とくに、可能性について考えやすくなるのがポイント

「六つの帽子メソッド」で強調される点は、「今ある現在の姿」より「可能性を求める将来の姿」、「誰が正しいか誤っているか」より「打開策をどのようにして見つけ出すか」ということなのだ。

ネガティブな人がやりがちな、「これは可能性がなさそう」とかそういった悲観的な思考から「もしかしたらこれは行けるかも!」ポジティブな未来を描くこともできるようになります。

6つの帽子思考法では、タイミングによって「今は悲観的な視点で見てみよう」とか「今は感情論で話してみよう」とか、視点を決めることでアイデアを出やすくします。

ポイント2.思考精度をアップさせる6つの視点

思考するときに活用できる視点は次の6つ。

白い帽子・・・客観的なデータ視点
赤い帽子・・・感情論
黒い帽子・・・リスク視点
黄色い帽子・・楽観的視点
緑の帽子・・・創造的視点
青い帽子・・・冷静な視点

「まずは、この件についてどう思っているか、黒い帽子をかぶってリスクを考えてみようかな。」

とか、

「リスクは十分考えたから、今度は黄色い帽子をかぶって明るい未来を探そうかな」というように、視点を変えていきます。

すると、視点を変えずに見ていたときよりも柔軟で網羅的に考えられるようになります。

ポイント3.注意点

これを使うときの注意点としては、

「私は黒い帽子の人間だから。。」

とか

「あいつは、いっつも黄色」とか人を区別するために使わないことです。

あくまで帽子は、思考を場合分けするために使うもの。誰もが持っている思考を引き出すためのツールなので、誤った使い方はしないようにしましょう。

こんな人におすすめ

この本は、視点の偏りが気になる人におすすめ。

・いつも暗いことばかり考えちゃう。。
・楽観主義でたまにド派手なミスをする。。

そんな人なら、新しい視点を手に入れステップアップすることができるはずです。

ただし、もっとクリティカルで論理的な思考を身に付けたい人には、ちきりんさんの「自分のアタマで考えよう――知識にだまされない思考の技術」がおすすめです。

今回紹介した本はこちら

kindle unlimitedなら無料で読めますよ。