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1分でわかる!「わかりやすい」文章を書く全技術100(書評)

記事を書いた人:Yuto あとで読む

WEBライティングでは読みやすくて、理解しやすい文章を書くのが大切。

もちろん、「読者が夢中になって読めるような、文章を書く!」というのも必要な場合もあります。

ただし、 WEBライティングでは、圧倒的に読みやすさとわかりやすさが大切。なぜなら、読者はちょっとでも読みにくいと思ったら、すぐに離脱してしまうからです。

「わかりやすい」文章を書く全技術100はどうすれば、読みやすい文章を書けるのかがテーマの本。

kindle unlimitedなら無料で読めるので、まずは無料本から!という人におすすめです。ここでは、「わかりやすい」文章を書く全技術100の読書ポイントを3つ解説します。

Amazon Review:4.2(レビュー数80)
わかりやすさ  :★★★★★
専門性     :★★☆☆☆

読書ポイント

わかりやすい文章を書くのが苦手。。伝わっているのか心配。。という人は、本書に出てくる次の3つのポイントを意識してみてください。

・読者に合わせて、単語や表現を選ぶ
・とにかく1文を短くする
・説明の順番を大切にする

それぞれ、順番に見ていきましょう。

ポイント1.読者に合わせて、単語や表現を選ぶ

わかりやすい文章を書くためには、「誰に読んでもらうのか」を常に意識するのが大切。

相手の知識量・理解度に応じて、理由を述べる詳しさを変化させなければいけません

例えば、ライター経験者なら「SEO」という単語を使ってもすぐに理解してもらえますが、ライター初心者なら「?」となってしまいますよね。

ライター初心者向けに、文章を書くときは「Googleで検索したときに、1番上に表示させる」とか、専門用語を使わないで解説した方が、理解しやすいですよね。

専門用語・漢語・外来語といった単熟語は、分かりにくい。相手が理解しやすい単熟語を用いる。

これ、基本ですけどとっても大切。とくに、新しい知識を入れた直後は、難しい言葉を使ってしまいがちなのでよく注意しましょう。

大切なのは、「相手が誰で、どんな知識を持っているか」を考えて文章を書くことです。

ポイント2.とにかく1文を短くする

それから、文章を書くときは、1文をできる限り短くするようにしましょう。

「文を短くする」というのは、わかりやすい文章を書くうえで、最も効果的な方法の一つです。

長い文章は、それだけで疲れてしまいます。さらに、長い文章は「自分がなにを言いたいのかわからない」という場合がほとんど。

文章が長くなってしまったときは、「この文章でなにが言いたいんだろう?」と、自問して見てください。

「余計な言葉を削りたい。でも、どれが余計な言葉か分からない」。  そういう場合には、「文中で使われているそれぞれの言葉が、伝えたい内容を伝えるうえで必要な言葉か」を考えてやりましょう。

これだけでも文章がだいぶスッキリして、読みやすくなるはずです。

ポイント3.説明の順番を大切にする

最後に、説明の順番も大切。

日本語には、「基本的な語順」というのがあります。「特に理由がなければ、このような語順にした方が理解しやすくなる」といった語順です。  その語順とは、「いつ」「どこで」「誰が」「誰に」「何を」「どうした」という順番です。

普段の話し言葉の感覚で文章を書いてしまうと、どうしても順番が前後して理解しにくい文章になる事があります。

なので、相手が理解しやすい順番で説明できているかはよくチェックしましょう。

こんな人におすすめ

この本は、とくに「わかりやすい文章ってなに?」って人にオススメ。

一方、自分の中でわかりやすい文章とは何かというのが、しっかり分かっている人には不要ですね。

Kindle unlimitedに入っていれば、無料で読めるので気になったら読んで見てください。入っていない人には、「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)」の方がオススメです。

今回紹介した本はこちら