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1分でわかる!AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である(書評)

記事を書いた人:Yuto あとで読む

AI時代が来るまでに、僕たちはどのような準備が必要かが書かれた本。

「何を学べばいいの?」と、不安になっている人におすすめですが、正直内容はそんなに深くない。

前半は、ひたすら「STEAM」の大切さについて触れられていますが、そこまで腑に落ちる説明があるわけでもない。。

AI時代に怯えないためにはSTEAMが大事なんだなー。と、学べれば十分ですかね。この本については、本を買って読まなくても、このレビューを読んでもらうだけでいいと思います。800円勿体無い。

Amazon Review:3.4(レビュー数24)
わかりやすさ  :★★☆☆☆
専門性     :★★☆☆☆

読書ポイント

この本で学ぶべきは、次の3つのポイント。

・AI時代の2つの職業
・STEAMが大切
・文系のための勉強

ポイント1.AI時代の2つの職業

AI時代になったら、どんな仕事が残るのか。不安ですよね。

ただ一つだけ言えるのは、仕事をする人は次の2つに分かれるということ。

・AIを使う人
・AIに使われる人

AIやロボットを使う側の仕事と、使われる側の仕事が生まれるということだ。 使う側とは、AIやロボットを道具のように扱ってイノベーションを起こす仕事であり、使われる側とはAIやロボットに命じられるままに働かされる仕事である。

もちろん、高給なのはAIを使う側ですよね。

それでは、AIを使う側になるためには、何が必要かというとSTEAMを身につけることです

ポイント2.STEAMが大切

STEAMとは、

サイエンス(科学)の「S」
テクノロジー(技術)の「T」
エンジニアリング(工学)の「E」
マセマティックス(数学)の「M」
+アート(美術)の「A」――を意味する

の略語。

AIのテクノロジーは科学・数学・工学から生まれるので、これらの知識をしっかりと身につけておくのが大切なそうです。

アメリカでは、学校教育にもSTEAMが取り入れられているようです。

僕は文系上がりなので、大切だーと言われても、勉強するにはちょっと尻込みしてしまいます。

でも、すでに社会人になっていても学べる方法も解説されていました。

ポイント3.文系のための勉強

それはズバリ、本を読むこと。

浅く広く理系分野への知見を広げていくことでリテラシーが上がって、将来AIを使う側の人間に残れます。

途中でわからないところがあっても気にしない。最初の1冊は、とにかく最後まで読み通すことが肝心だ。そのためには薄い本、文字数が少なめの本を選ぶものいい。

そして、1冊終わったら次は全く別のジャンルを読んでいきましょう。

続いて読むのは、最初に読んだ本で引っかかった部分、面白かった部分について書いてありそうな本ではなく、まったく関係のなさそうな本だ。

こうすると、理数系の知識がどんどん増えていきます。

それから、SFを読むのもオススメされていました。 SFは未来をイメージするには最適。個人的には攻殻機動隊は必見と言えます。

本書では、読んだ方がいい本を20冊くらいピックアップされていました。理数系の知識入れたいなって人は、本書でオススメの本を知るのもありかもしれません。

本当はどんな本が紹介されていたか解説したいですが、この本のウリを奪ってしまうので、ここでは控えます。

その代わり、ちょっと時間はかかってしまいますが、紹介されていた本を読んでからレビューをしていきますね!

こんな人におすすめ

正直、この本はそこまでオススメしません。

STEAMが大事なんだなーということだけ、頭の片隅に入れておけばOK。

読む時間とお金がもったいないので、買う必要もないでしょう。

気長に待ってもらえれば、理数系の知識を入れるために紹介されていた本のレビュー記事も上げていきます。

どうしても、オススメ本が今すぐ知りたい人なら買ってもがっかりしないかなという感じです。それ以外の人には、「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」の方がオススメですよ。

今回紹介した本はこちら