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社会不適合な「みならい脚本家」川崎雄斗の心理学的ライフハックブログ

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1分でわかる!最強の休息法(書評)

記事を書いた人:Yuto あとで読む

「しっかり休んでいるのに疲れが取れない。。」と思ったことはありませんか?

最強の休息法はそんな人に最適の1冊です。

この本を読めば、あなたの疲れが取れないのはなぜなのか、どのようにすれば疲れからスッキリ解放されるのかがわかります。

ストーリー形式でとっても読みやすくわかりやすいため、本が苦手な人でも読めると思います。さらに、内容はわかりやすくいですが、脳科学者が研究に基づいて書いているので、内容の信頼性も悪くありません。

しかも、知っておくべきことは最初の10ページほどに図解されているので、忙しい人ならそこを読むだけでも十分ためになります。

ここでは、最強の休息法を読むときのポイントをわかりやすく解説します。

Amazon Review:(レビュー数)

わかりやすさ  :★★★★★

専門性     :★★★☆☆

読書ポイント

・疲れの原因は体力ではなく、脳にあった!

・脳を休める7つの方法

・ゾーンの入り方

それぞれ、順番に見て行きましょう。

ポイント1.疲れの原因は体力ではなく、脳にあった!

疲れやストレスを感じると、「ちょっと旅行にでも行って回復するか」と考えてしまいがち。

でも、旅行などでは疲れってとれません。むしろ、疲れてしまうこともありますよね。

なぜなら、疲れの正体は「脳」にあることがあるからです。

たっぷり睡眠をとったり、リゾート地でゆったり過ごしたり、温泉にじっくりつかったり……もちろん、そうやって身体を休めることも大切です。しかし、それだけでは回復しない疲労があります。それが脳の疲れです。

何もしていないときでも脳は常に消耗しています。脳は何かを考えたり決めたりすると、パワーを消耗します。

脳の消費エネルギーの60~80%は、デフォルト·モード·ネットワーク(DMN)に使われています. DMNとは、脳が意識的な活動をしていないアイドリング状態でも動き続ける脳回路です。 ぼーっとしていても、この回路が働き続ける限り、脳はどんどん疲れていくわけです

さらに、音がなったらそれに反応します。そのようなちょっとしたことだけでも疲れてしまうのが特徴です。

正しく疲れを取るには、「脳の思考をシャットダウン」させる必要があります。

ポイント2.脳を休める7つの方法

最強の休息法では、7つの疲れを取る方法が紹介しれています。

  1. とにかく脳が疲れていると「マインドフルネス呼吸法」
  2. 気づくと考えごとをしているとき「ムーブメント瞑想」
  3. ストレスで体調がすぐれないとき「ブリージング·スペース」
  4. 思考のループから脱したいとき「モンキーマインド解消法」
  5. 怒りや衝動に流されそうなとき「RAIN」
  6. 他人へのマイナス感情があるとき「やさしさのメッタ」
  7. 身体に違和感。痛みがあるとき「ボディスキャン」

ここでは、最も基本となるマインドフルネスのやり方を解説します。やり方は、ほとんど座禅と同じ。

まず、座って楽な姿勢になります。

つぎに、足や手など体の感覚を意識。

そして、時期に呼吸に意識を向けるようにします。

この時、雑念が浮かんだらまた、呼吸に意識を戻すようにしましょう。

私は、毎日仕事を始める前に3分だけこれをやっています。毎日これをしていると、マインドフルネスをすれば、自然と仕事に集中できるようになりました。

ポイント3.ゾーンの入り方

ゾーンとはリラックスと集中の両方ができて入る状態のこと。

マインドフルネスは、その状態にとても近い状態です。

ゾーンは、自意識がほとんどない状態で初めてできるそう。

マインドフルネスを練習すれば、ゾーンに入れるようになりやすくなります。

こんな人におすすめ

この本は、とくに次の人にオススメしたい!

・休んでも体力が回復しない ・なんとなく常にだるい ・ストレスが溜まっている ・集中力を高めてゾーンに入りたい

ただし、脳科学や休息方法について学んだことがある人や、3冊以上本を読んだことがある人は、物足りないと感じる可能性があります。

それでも、最初の7ページの「すぐに実践できるマインドフルネス」は、覚えておいて損はありません。ちょっと疲れやストレスから解放されたいときにオススメなので、ぜひ参考にしてくださいね!