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社会不適合な「みならい脚本家」川崎雄斗の心理学的ライフハックブログ

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1分でわかる!こうすれば必ず人は動く(書評)

記事を書いた人:Yuto あとで読む

あの人は、何度言ってもわかってくれない!

と、イライラを感じることってありませんか?

よくよく考えてみると、人の考え方を改めてもらったり、行動を変えてもらうのって結構大変です。

デール・カーネギーの「こうすれば人は動く」は、そんな人向け。この本に書かれていることをマスターすれば、どんな人も自分の希望通りに動いてもらうことができます。

僕自身、インドでインド人相手に実践したらできたので、間違いないですよ。

「自己啓発本は読まない」と言っている人に限って、できていないこと多かったりするので、変なプライド捨てて読めばいいのにとか思っちゃいます。

内容は本質的なので、勉強になりますし、何度も読み返す価値があります。kindle unlimitedなら無料で読めるので、人が思ったように動いてくれないと嘆く前に、読んでおきましょう。

Amazon Review:3.5(43レビュー数)
わかりやすさ  :★★★★★
専門性     :★★★☆☆

読書ポイント

23章からなるこの本には、人に動いてもらうための秘訣がびっしり。

全部紹介したいのですが、ちょっと多すぎます。ここでは、私がとくに大事だなーと思ったり、実践してみて効果があった3つを紹介します。

・ビジネスで知識よりも大切な脳力
・人に好かれる魔法のルール
・〇〇すれば、人が付いてくる

ポイント1.ビジネスで知識よりも大切な脳力

ビジネスで成功するとなると、「知識」とか「生産性」が大事だって思ってしまいますよね。

でも、そう思っている人に限って大成はできません。

ビジネスで成功を収めるためには、友を作り人を動かす脳力のほうが、高度な知識よりも六倍近くも重要である

この理由は簡単ですよね。1人の馬力なんてたかが知れてる。1000年に一度の天才クラスじゃないと、1人でうまくやるなんて難しいわけです。

それよりも人に、動いてもらうことが大切なんですよね。

そのためには、「この人のためなら頑張れる」と、思ってもらえるかが重要なわけです。

ポイント2.人に好かれる魔法のルール

人に好かれるのって、すごい難しそうですよね。

まずは「フルネームを覚える」ことから始めてみましょう。

「名前が何になるというのか」とシェークスピアは書きました。その答えは、魔法ですね。まったく人の名前は魔法そのものです。

名前って、その人そのものですよね。たった一つのアイデンティティのようなものです。

だからこそ、名前をちゃんと覚えてもらってたら「大事にされている」と思います。しかし、すっかり忘れられてたら「僕のことなんて、覚えてないよね」となるわけです。

もちろん、ほとんどの人は名前を覚えるのが苦手。

僕も、全くできませんでした。

何故できないかというと、単純に大事だと思っていないからですよね。

でも、今のビジネスを成功させるキーマンに出会った時、名前忘れますか?

忘れませんよね。要は、自分にとって大事だったら忘れないわけです。

名前を覚えるための三番目のルールは連想だ。その名前を自分にとって何か意味のあるものにすること。生き生きとした別のイメージと結び付ける、というわけだ。

忘れないようにする工夫としては、こんなこともできます。

1、人の名前を聞くときには、強い興味・関心を持つこと。  2、はっきりと聞き取り、スペリングも確認すること。  3、名前をその人の外見や職業と結び付けること。  4、何度も、何度も、何度も、繰り返すこと。

ポイント3.〇〇すれば、人が付いてくる

インド人って、何かトラブルあったら大声で互いの責任を攻め合うんですよ。

最初は僕も、責任なすりつけられたら困ると思って言い返していました。で、1時間も言い合ってお互いに気分悪くなって、問題は解決しない。

全く無駄な時間ですよね。

でも、この本を読んであることを試してみたら、驚くほど円滑に済むようになったんです。

どのような状況であれ、間違いを犯したときには、それを素早く、十分に、心から認めるということがいちばん賢明である

人に対するときに最も重要なルールの一つは、決して相手が間違っているとは言わない、ということなのです。

相手を責めるのは、「自分ができないやつ」だと言われる恐怖からの行動ですよね。誰だって、優秀だと思ってもらいたいはずです。

でも、よくよく考えてみてください。失敗しないなんてないんです。

セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt)がアメリカ合衆国の大統領であったとき、四回のうちわずか三回でも正しい判断ができれば自分としては満足だ、と語っているくらいだ

僕の場合は、たとえ相手に非があったと思える時でも次のように対応することにしました。

「ごめん。俺がここをミスったために納期が遅れてるんだけど、今からこうやってもらうことってできるかな?」

すると、相手からは驚く反応が。

「雄斗、すまない。実はこれは私がここを間違えたから雄斗に迷惑がかかったんだ。なんとかしてみせる。」

こっちは全く相手の責任を追及してないのに、相手が認めるようになったわけです。

ミスを認めたら、「バレたらどうしよう」という恐怖もなくなるので、その後スッキリスムーズに進みます。

この本にはこんな感じで、実践する価値のある本質的な考え方がたっぷり詰まっています。

こんな人におすすめ

最近あんまり失敗していない人。

新しいチャレンジをすれば、失敗するのが普通。失敗していないなら、自分の失敗を他人の失敗にしている可能性もあります。

もちろん、「旦那が言うことを聞いてくれない」と思っている主婦の人にもおすすめ。

人社会に生きる限り、切り離せない問題なので、身に付けた方が絶対にいいと思いますよー。

kindle unlimitedなら無料ですしね!