Yureka!

社会不適合な「みならい脚本家」川崎雄斗の心理学的ライフハックブログ

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1分でわかる!脳にいい勉強法(書評)

記事を書いた人:Yuto あとで読む

賢くなりたい!と思ったことはありませんか?

僕も毎日と言っていいほど、「どうすれば、もっと学習性を高めたり、生産的になれるだろう。。」と考えています。

この本は、オウム真理教信者の脱洗脳を行なった、カーネギーメロン大学の脳科学者苫米地英人さんが「本当の頭の良さを身につける方法」について書いた本。

常識を覆すようなことが書かれているので最初は信じられないかもしれません。でも、この本に書かれていることを英会して、実践すれば絶対に頭良くなります。

頭がいい人って、商談ですごく上手に話を持っていったりするじゃないですか。そうゆうのができるようになりますよ!

Amazon Review:3.6(レビュー数21)
わかりやすさ  :★★★★★
専門性     :★★★☆☆

この本の読書ポイントは、次の3つ。

・本当の頭の良さとは
・脳の力を司る「4つの力」
・頑張らないで目標を達成する究極の方法

それぞれ順番に見ていきましょう。

ポイント1.

まず、気になるのはどうゆう人が頭のいい人か?ですよね。

どんな能力が優れているのか、僕たちとは何が違うのか。

一体、どうゆう人が頭の良い人なんでしょうか。

パッと思いつくのは、「頭の回転の速さ」や「理解力」ですが、苫米地さんは、それだけでは十分ではないと言っています。

それは「これまで誰も考えつかなかった新たな発想を生み出せる人」、あるいは同じことですが、「これまでの方法では解決できないような未知の問題に突き当たったときでも、解決策を思いつくことができる人」です。問題解決能力と言い換えてもいいでしょう。

ただしこれは、すでに答えがある問題を解く能力ではなく、いままで誰も答えがわからなかった問題やそもそも誰も問題として認識していなかった問題を解く能力です。

ちなみに、「回転の速さや理解力は、その前提条件。」ということのようです。

ポイント2.脳の力を司る「4つの力」

脳は、たくさんの力を秘めています。その中でも、頭の良さに関わるのは、次の4つのパターンがあります。

・認識力
・理解力
・応用カ
・記憶力

認識力とは、物事を認識する力。例えば、風鈴の存在を見たことも聞いたこともないフランス人は、風鈴の音がなっても風鈴の音を認識できません。

その時、誰かがフランス人に風鈴を解説すれば、それ以降は認識できるようになります。つまり、認識力を高めるには知識が必要です。

ただし、知識が無駄にあっても認識力を妨げてしまう可能性があります。

知識があるために、別の知識の認識を阻害してしまうことがあるという点です。いや「ことがある」どころか、知識は必ず盲点を持っていて、その盲点に入ってしまったものは本当に重要なことであっても認識できなくなってしまうのです。

「20代で年収1億なんて無理だ!」と、固定観念で決めつけてしまうと、本当のことが認識できなくなるということですね。

実際には、これくらい稼げている人は結構いますよね。

その次の能力は、理解力。

理解力とはどういうことを言うのでしょうか。私は「理解力とは抽象化能力である」と考えよす。言い換えると、知らないものを見て、それをすでに知っているパターンと照らし合わせて、同じパターンを見出せる能力」です。

例えば、りんごとみかんを知っている人は、それらが「果物」だと知っています。そのあと、初めて行く外国で見たことのない物体を見たときにそれが野菜か果物かわかるちいうのが認識力ですね。

そして一番大事なのは、応用力。

応用力とは、ある法則を見出したとき、その法則を使って新しい何かを生み出す能
ことです。

この能力は、2つの種類があります。

ひとつは組み合わせ能力です。すでにあるものを組み合わせて、新しいものをつく
っていく能力で、最適化能力とも言えます。

これは結構わかりやすいですね。

もう一つは、ひらめき力。

ひらめき能力とは、いままで誰も発見したことがないものを見つけたり、生み出したりする能力のことです。ひらめきは組み合わせや最適化ではできません。過去になかったものを見つけ出す能力です

組み合わせ力は、機械に取って代わられる可能性がありますが、ひらめき力は、今の所人間だけしかできません。さらに、身につけている人も少ないため「ひらめき力」こそ頭の良さの象徴とも言えます。

ちなみに、このブログのタイトルYureka!もひらめき!を意味しています。どうでもいいですね。はい。

実はひらめき力の正体は分かっていないので、鍛え方もありません。ただし、知識がないとひらめきは起こりません。

また、物事を抽象化する力を身につければ、ひらめきが起こしやすくなると言われています。

ポイント3.頑張らないで目標を達成する究極の方法

さて、それではどうすれば学習効率を高めることが、できるのかを見ていきます。

正しい勉強法の最大のコツは、「がんばらない」ことです。
がんばることで、脳が拒否反応を起こし、IQが思いっきり下がります。 

 え?と、疑ってしまいますが、さらにダブルパンチ。

「頑張らないで勉強ができるわけがないじゃないか」と思う人は,すでに1Qがかなり下がってしまっている可能性があります。

 無理やりやろうとすると、脳が拒否反応を起こし、そこから抜け出そうとして、IQが思いっきり下がります。IQが下がった状態で勉強しても身につくはずがありません。

頑張らないで身につけるなんて。。と思ってしまいますが、直感的には理解できます。

好きな歴史はすぐに覚えられるのに、英単語は覚えられない。。。ってことありますよね。

まさにそれですね。

頑張って勉強するというのは身にならない、時間を無駄にする行為だとさえ言えま
す。

そうゆう意味でも、好きなことを続けるのが大切だと言えますね。その方が絶対、知識も力もつきますし。

こんな人におすすめ

この本は、とくに次の人におすすめ。

・頑張らないで学ぶなんて信じられない
・固定観念に縛られがち
・「できない」「無理」と良く思ってしまう

僕は、この本んを読んでから物事を抽象化するのを意識するようにしました。すると、今までついていけなかった会話についていけるようになったり、かなり違いを実感しています。

なので「自分は頭が良くないから。。」と諦めてしまう前に、この本を読むのをおすすめします。ここでは紹介しきれませんでしたが、脳力を高める方法もしっかり書かれているのでとても勉強になりますよ!