独立ってカッコつけた逃げじゃないの?
[caption id="attachment_222" align="aligncenter" width="3968"] 富士山[/caption]
こんにちは!
実は9月2日に”初”富士山に挑戦してきました。
感想:超しんどい、吐き気ヤバい、眠い、ガチで命の危機を感じた。
でも、実は達成感はそこそこで、それよりも人生の大切な教訓を学ばせてもらったような経験でした。というわけで今回は波乱万丈な富士山について。
そもそも、なんで富士山?
「独立ってカッコよく言ってるだけで、ただの逃げじゃないの?」
そもそも、僕はやめる前にずっと悩んでいた事。それは…
ゆーれかの中の悪魔「独立って、カッコよく言ってるけど、ただの逃げじゃないの?」
ゆーれかの中の天使「・・・そ、そ、そ、そんなことないし」
というのも、これでも半年以上は考えて人にも相談して出した答えだったんですが、それでもやっぱりどこか「ただ、嫌なことや壁から逃げてるんじゃないの?」という気持ちがぬぐいきれない状態でした。
そんな時、内定をとれたての大学院生F君が
F君「やる事ないし、富士山いこかなぁー。@ゆーれかいかん?」
ゆーれかの中の天使「丁度いい! 意思が弱ってないことを証明しよう!」
ゆーれかの中の悪魔「登れなかったら、夢は嘘だったって事で諦めることな。決定」
ゆーれか本人&天使「行く!」
そんなこんなで、富士山に登ることに。あと、F君がLさんも誘ってくれて3人で上る事になりました。
なんだ、ちょー楽じゃん! 景色もいいしちょっと空気薄いくらい
というわけで登り始めてみると、めっちゃ楽しい! 景色は綺麗だし。天気も最高。途中でバンドマンのK君とも仲良くなれました。このときは、僕たちはなめていたんです。日本最大の山を。。。
F君「へぇー! バンドマンなんや! 一人で来てんの?」
K君「そうっす。ちょっと今年バンドメンバーで建てた個人の目標があって」
ゆーれか「(お、もしや似てる?)どんな目標?」
K君「僕は富士山に登ること。他のメンバーはアロマ検定1級とったりとかしてます」
F君「1級! すごいな、バンドせんの?」
K君「今ちょうど、バンドが転換期なので自分の事見つめなおしたりとかの意味もあるんですよ」
ゆーれか「なるほどなー。あ、休憩やってさ。早いね」
F君「そうや、みんなで写真撮ろうよー」
と言って撮った写真がこちら。
ちなみに、後で調べてみたらK君のバンドすごかった。因みに真ん中がK君。
[caption id="attachment_213" align="aligncenter" width="1015"] 引用:http://onxair.com/[/caption]
この後も、話しながら登っているとK君とLさんと僕は地元が同じらしい。富士山にまで来て地元トークを繰り広げる3人。こんな感じで雑談していると誕生日の話に。
K君「皆さん年は? 何されてるんですかー?」
ゆーれか「あー、僕は今年24でライターとかしてるよー。」
Lさん「私は大学生で、2つ下。」
F君「俺はゆーれかと同期で明日で24やな」
ゆーれか(&Lさん)「え!? 誕生日なん(ですか)? ゆえよ笑」
K君「え、知らなかったんですかww」
F君「まぁ、やからいい誕生日にしたいなーって」
こんな感じで、楽しいちょっときつめのハイキングが続くもんだと思っていたんです。新7合目までは...
頭いてぇ。吐き気が。星? それどころじゃない
さて、日が暮れるとあたりは真っ暗。最初は「町が綺麗だねー」とか話していたんですがそれも次第に少なくなり、ゆーれかの中では変化が。
ゆーれか ”頭いてぇ...でも、まだ大丈夫”
とはいえ、言ってしまうと添乗員さんに登山を中止させられるので踏ん張っていました。
余裕な登山している人1「わぁーすごい! 星キレイ!」
しかし、余裕がないゆーれか。それどころじゃない。
余裕な登山している人2「あ、流れ星!」
これには反応せざるを得ないゆーれか。見上げてみると本当に綺麗。そして、めっちゃ星流れてる。
なんとか8合目までたどり着くとそこで2時間ほどの仮眠をとることに。さすがに山は寒くて、ダウンジャケットを羽織って寝てもちょっと寒かったです。休憩して体力回復。
25時からまた登山。すると、体に異変が。
ゆーれか ”頭いたい、頭痛い、頭イタイ。吐き気が。ヤバい吐く。”
ゆーれかの中の悪魔「ほーら、ゆわんこっちゃない諦めろっ♪」
ゆーれかの中の天使「ちょっと、休めば大丈夫!(しらんけど)」
ゆーれか「F君、Lさん、ちょい休んでええ?」
というわけで、10分くらい休憩。Lさんから「ダウン熱過ぎなんじゃないですか?」と言われて見ると、確かに汗が止まらない。寒さに耐えながら脱いでリスタートすると何とかなりました。
そして、やっとこさ...
何とか頂上まで登った。ご来光がまぶしい
頂上に! 美しい。ただひたすら美しい。神々しい。
F君「君の名は!」
Lさん&ゆーれか「?」
F君「君の名は!!!!!!」
F君「君の名は!!!!!!!!!!」
とにかくうるさい、そして意味わからん。
F君「いやー、君の名はがまさにこれなんよー! ゆーれかまだ見てないん―? アニメ好きやのに―?」
うるさい(笑)
僕は今日(9月14日)に見てきますよ。
今回のオチというか後日談
[caption id="attachment_223" align="aligncenter" width="3968"] 実はきつかった下山[/caption]
というわけで、なんとか登りきれて良かったんですが、思ったほど達成感はありませんでした。”なんでだろう?”と自分なりに考えてみた結果
ゆーれかの中の悪魔「ま、他にやりたい事があるんじゃないの?」
うーん、確かに言われて見ると山登ってる間もずっと「脚本の材料にならないかな?」とか「次はこうゆうビジネスがしたいな」とか考えてた気がします。
この事について、徳島の穴禅定で極限状態を迎えていた現在インドで修行中の西原君に話して見ると、「やっぱり人は極限状態でこそ本当の姿が見えるのかもしれませんね」とのこと。確かにそうかもしれない。
穴禅定についてはこちら
西原君のインドでの修行紀はこちら http://kbita.hatenadiary.com/entry/2016/09/04/093000
そういう意味で意思の確認ができたのは良かったかも。あと、今回の山登りで得た教訓は二つ。
教訓1 : 「いまここ」の感覚の大切さ
僕はどちらかというと、常に目標を意識して未来の事を考えて行動してしまう人間です。「今」に集中するという大切さは頭でわかっていてもなかなか実行できない。
でも、富士山相手だとそれが通じない。
目標の頂上を見ようとしても、いつまでたっても頂上が見えない。そんな中、「どこがゴールだ? あとどれくらい?」と思って顔をあげても呼吸が乱れてしんどくなるだけ。
“頂上!”のように目標が決まっている時は、ひたすら今に全力になるのが大切だなって身をもって実感できました。たぶん、未来志向型の人間にはおすすめ。
教訓2 : やっぱり女性の方がタフ :
F君「でも、諦めないで良かった。最高の誕生日や」
Lさん「え、諦めようと思ってたんですか?」
ゆーれか「もしかして、休んだ時?」
F君「そうそうー。あんときはしんどかった」
ゆーれか「へぇー。まぁ、俺はしんどかったけど諦めるつもりはなかったけどな(強がり)」
F君「Lさんは―?」
Lさん「いやー、私は特に大丈夫でしたよ」
女性は強い(確信)
と、言うわけで今回は富士山登山についてでした!因みにK君こと@楓君ライブがあるっぽいので今度行くことにしました。誰か一緒に行きましょう!
10/10にミナミホイール2016出演と、 ○自主企画 12月2日(金)神戸VARIT 12月6日(火)京都MUSE 12月22日(木)梅田Shangri-la ○ワンマン 12月18日(日)渋谷TSUTAYA O-nest チケット先行販売 http://emtg.jp/feature/onxair_nowonair/
最後は、K君のバンドの曲を紹介してお別れです! (Youtube/ONxAiRofficial公式チャネルより)