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社会不適合な「みならい脚本家」川崎雄斗の心理学的ライフハックブログ

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1分でわかる!「わかりやすい」文章を書く全技術100(書評)

WEBライティングでは読みやすくて、理解しやすい文章を書くのが大切。

もちろん、「読者が夢中になって読めるような、文章を書く!」というのも必要な場合もあります。

ただし、 WEBライティングでは、圧倒的に読みやすさとわかりやすさが大切。なぜなら、読者はちょっとでも読みにくいと思ったら、すぐに離脱してしまうからです。

「わかりやすい」文章を書く全技術100はどうすれば、読みやすい文章を書けるのかがテーマの本。

kindle unlimitedなら無料で読めるので、まずは無料本から!という人におすすめです。ここでは、「わかりやすい」文章を書く全技術100の読書ポイントを3つ解説します。

Amazon Review:4.2(レビュー数80)
わかりやすさ  :★★★★★
専門性     :★★☆☆☆

読書ポイント

わかりやすい文章を書くのが苦手。。伝わっているのか心配。。という人は、本書に出てくる次の3つのポイントを意識してみてください。

・読者に合わせて、単語や表現を選ぶ
・とにかく1文を短くする
・説明の順番を大切にする

それぞれ、順番に見ていきましょう。

ポイント1.読者に合わせて、単語や表現を選ぶ

わかりやすい文章を書くためには、「誰に読んでもらうのか」を常に意識するのが大切。

相手の知識量・理解度に応じて、理由を述べる詳しさを変化させなければいけません

例えば、ライター経験者なら「SEO」という単語を使ってもすぐに理解してもらえますが、ライター初心者なら「?」となってしまいますよね。

ライター初心者向けに、文章を書くときは「Googleで検索したときに、1番上に表示させる」とか、専門用語を使わないで解説した方が、理解しやすいですよね。

専門用語・漢語・外来語といった単熟語は、分かりにくい。相手が理解しやすい単熟語を用いる。

これ、基本ですけどとっても大切。とくに、新しい知識を入れた直後は、難しい言葉を使ってしまいがちなのでよく注意しましょう。

大切なのは、「相手が誰で、どんな知識を持っているか」を考えて文章を書くことです。

ポイント2.とにかく1文を短くする

それから、文章を書くときは、1文をできる限り短くするようにしましょう。

「文を短くする」というのは、わかりやすい文章を書くうえで、最も効果的な方法の一つです。

長い文章は、それだけで疲れてしまいます。さらに、長い文章は「自分がなにを言いたいのかわからない」という場合がほとんど。

文章が長くなってしまったときは、「この文章でなにが言いたいんだろう?」と、自問して見てください。

「余計な言葉を削りたい。でも、どれが余計な言葉か分からない」。  そういう場合には、「文中で使われているそれぞれの言葉が、伝えたい内容を伝えるうえで必要な言葉か」を考えてやりましょう。

これだけでも文章がだいぶスッキリして、読みやすくなるはずです。

ポイント3.説明の順番を大切にする

最後に、説明の順番も大切。

日本語には、「基本的な語順」というのがあります。「特に理由がなければ、このような語順にした方が理解しやすくなる」といった語順です。  その語順とは、「いつ」「どこで」「誰が」「誰に」「何を」「どうした」という順番です。

普段の話し言葉の感覚で文章を書いてしまうと、どうしても順番が前後して理解しにくい文章になる事があります。

なので、相手が理解しやすい順番で説明できているかはよくチェックしましょう。

こんな人におすすめ

この本は、とくに「わかりやすい文章ってなに?」って人にオススメ。

一方、自分の中でわかりやすい文章とは何かというのが、しっかり分かっている人には不要ですね。

Kindle unlimitedに入っていれば、無料で読めるので気になったら読んで見てください。入っていない人には、「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)」の方がオススメです。

今回紹介した本はこちら

1分でわかる!いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン(書評)

ビットコインって興味あるけど、なんか複雑で怪しい。。と感じていませんか?

ビットコインやブロックチェーンは、これからどんどん活用されることになるので、投資目的ではなくても知識だけは入れておいた方が良いでしょう。

「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」は、数あるビットコイン関連の本の中でもかなり詳しく、わかりやすい。

ビットコインを扱う「coincheck」生みの親の一人、大塚雄介さんの著書なので他の本よりも信頼できると言えます。

まだ、ビットコイン関係に手を出していない人は、ぜひこの本を読むことから始めてみてください。

Amazon Review:4.5(レビュー数20)
わかりやすさ  :★★★★☆
専門性     :★★★★☆

この本のポイントは次の3つ。

・ビットコインとは
・ブロックチェーンとは
・これからの利用シーン

以前紹介した「1時間でわかるビットコイン入門 ~1円から送る・使う・投資する~ 」よりもさらにわかりやすくなっています。

なので、これから読む人にはいまさら聞けない ビットコインとブロックチェーンが断然おすすめです。

それぞれのポイントを具体的にみていきましょう。

ポイント1.ビットコインとは

まずは、ビットコインについてみていきましょう。

とりあえず、大切なことだけ確認して行くと、ビットコインはこんな通貨。

ビットコインは実体を持たないバーチャルなお金で(仮想通貨)、電子データにすぎず(デジタル通貨)、特定の国に属さず(国際通貨)、参加者みんなで運用し(分散型通貨)、暗号を解く「鍵」がなければ送金できません(暗号通貨)

なんか新しい言葉が多いので、こんがらがってしまいそうですね。大切なのは、ポイントなどと違って通貨であることです。

なぜ、分散型通貨や暗号型通貨と呼ばれているかは、次の章で詳しくみていきます。

まずは、ビットコインって本当に通貨なの?ってところを確認します。

そこで考えて欲しいのですが、1000円札ってただの紙なのに、なんでお弁当を買えるんでしょうか。

兌換紙幣だった頃は、1000円を金1000円分にいつでも交換してもらえたから「価値の証明」として使えてたわけですよね。

でも、今は銀行に持ってたも金と交換してくれません。それどころか、国が破産したら本当のただの紙切れになってしまいます。

それでも、1000円の価値があるのは、みんなが「価値がある」と思い込んでいるからですよね。

円やドルに価値があるのは、みんなが価値があると信じているからです。信用こそがマネーの本質で、ビットコインの場合は「誰も偽造・改変できない」「特定の国や人の支配を受けない」「有限である」ことが信用を担保しています。

そうです、ビットコインはあらかじめ「どれだけ発行するか」が決められています。

ビットコインの総量があらかじめ決められている、つまり「有限であること」です。仮想通貨はデジタルデータなだけに、その気になれば無尽蔵に増やすことができそうですが、ビットコインはあらかじめ上限が決まっていて、2100万枚発行された時点で打ち止めになります。計算上は、2141年にすべてのビットコインが掘り尽くされる予定です。

金と同じように、少ないから価値があるということですね。

ところで、ビットコインはデータ上なのでいくらでもコピーできそうと思うかもしれません。

しかし、ハッカーなどがそれをするのは技術的に無理。理由は、ビットコインが「ブロックチェーン」という技術を使っているからです。

ポイント2.ブロックチェーンとは

ブロックチェーンは一言でいうと、行くつものサーバーにデータを保存することで、改ざんなどをできないようにしよう!する仕組みのことです。

ブロックチェーンは、どこかのサーバーで一元管理されているのではなく、世界中に散らばった複数のコンピューターにまったく同じものが保存されています。中心に国や企業がいて、そこが管理・運営する「クライアント・サーバー方式」ではなく、個々のユーザー同士をネットワークで結んで直接データをやりとりする「ピア・ツー・ピア(Peer to Peer。P2Pとも書く)方式」を採用しているからです。

ちょっとややこしいですね。簡単に言えば、ナルトの多重影分身です。

データを改ざんしようとしたら、数億人すべてのナルトの脳に侵入して、データを書き換えないといけない仕組み。

しかも10分以内に。これは、どれだけの凄腕ハッカーでもほぼ実現不可。

もうちょっと詳しくみていきましょう。

ブロックチェーンは「分散型台帳」技術です。数百から数千個のビットコインの取引記録(トランザクション)をまとめたブロックをみんなで手分けして承認し、一本のチェーン(鎖)の形で共有しています。

例えば、

ビットコインの一つひとつの取引は「トランザクション」と呼ばれ、すべてのトランザクションは「AさんからBさんへ◯BTC移動する」という形で記録されます。

わかりやすく言えば、私たちの取引はすべてビットコインを使っている人のパソコンに保存されます。

そして、それを10分ごとに全員が「この取引に不正はない!」と承認すれば、その記録が「正しい情報」として台帳に記録されるわけです。

ビットコインでは未承認のトランザクションをおよそ10分ごとにまとめて一つの「ブロック」とし、それを一括して承認する仕組みを採用しています。

新しく承認されたブロックは、すでに承認済みのブロックをひと続きにした一本の「チェーン(鎖)」の最後尾にガチャンとはめ込まれて追加されます。ここでようやく取引が成立するわけです。

なので、どこかのPCだけ不正をしても確認作業の時に、「これは間違いね」となってしまうってことですね。

ポイント3.これからの利用シーン

そんなビットコイン。すでにかなり使われるようになってきています。

国内ではまだ利用できる店舗は限られているとはいえ、2016年末の時点で、飲食店や美容室、ネイルサロンなど、4200店舗でビットコインによる支払いを受け付けています。2016年の1年間で4倍以上に増えた計算ですから、今後もさらに増えていくはずです。

クレジットカードと違って、店舗が払う手数料が少ないので、さらなる拡大が見込まれます。

ただし、全世界の通貨をなくす!というわけではありません。

ビットコインをはじめとする仮想通貨に期待されているのは、いきなり既存のシステムを入れ替えようという大それた話ではありません。既存のシステムは残しつつ、しがらみのないまっさらなところに迂回ルートを別につくって、そちらでお金をやりとりしようというのが仮想通貨の基本的な発想です。

そのうちなくなるとは思いますけどね。

それから、ビットコインの他の仮想通貨には、特別な目的のために作られるものも出てきています。

AさんがBさんに不動産を売ろうというときは、Aさんが行政書士に不動産移転登記の書類を作成してもらって法務局に提出、同時に買い手のBさんがAさんに代金を振り込んで移転が完了という流れになります。この一連の手続きを全部デジタル化しようというのが、イーサリアムのプラットフォームの考え方です。契約情報を分散型台帳技術で管理しようということです。

やったことないですけど、不動産の売買には「書類が大量に必要」なようです。それがとにかくめんどくさいから、ブロックチェーンを使って、支払いと同時に記録しちゃおうぜ。ってことですね。

というわけで、ビットコインはこれからどんどん広がって行くと思いますよ。お金がなくても1000円くらいから始められるので、とりあえず触って見るのがオススメです。

これからのITの動きに敏感になれますしね!

こんな人におすすめ

この本は、初めてビットコインやブロックチェーンについて知りたい人におすすめ!

今のところ、一番わかりやすくて、情報ソースもしっかりしています。

今回、触れられていませんがデメリットやリスクについても、書かれているので網羅的とも言えます。

興味がある人は、ぜひ読んでみてくださいね。

書評|何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術

うまい文章を書こうと思ったら、時間がかかってしまう。。と悩んでいませんか?

ぼくも「どうすれば、もっと早くて上手な文章が書けるのだろう?」と悩んだ時期がありました。

結論から言うと、うまく早く書くためには「考え方」を変えるのが大切。「何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術」はそのためのノウハウが詰まった本です。

文章力を高めたい!と言う人には、「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ」の方がオススメです。この本はもっと初心者向け、初めて1ヶ月経っても「スピードや文字単価が上がらない。。」と悩んでいる人に読んでもらいたい本ですね。

Amazon Review:4.3(レビュー数33)
わかりやすさ  :★★★★★
専門性     :★★☆☆☆

読書ポイント

この本で学べるのは、次の3つのポイント。

・うまい文章とうまい書き方の違いとは
・うまい文章を書くために必要なたった一つの心構え
・うまくて早い文章を書くために必要な〇〇〇〇力

それぞれ、順番に見ていきましょう。

ポイント1.うまい文章とうまい書き方の違いとは

まず、書く仕事で一番大切なのは「うまい文章」と「うまい書き方」の違いを理解すること。

ぼくが思う、うまい文章とは、ズバリ「読者の生活の質を向上させる文章」。

一方、うまい書き方とは「こんな文章書ける俺カッコイイ!」という気持ちが先行して書かれた文章です。

「うまい文章」と、「うまい書き方」とは違います。  「論理的に書かれている」「美しい日本語で書かれている」「表現力豊かに書かれている」──だから、うまい文章である、ということにはなりません。本書では、「うまい文章」とは、「目的を達成できる文章」だと定義します。

WEBライティングだと、読者は「こうゆうことを知りたい!」と思ってあなたの記事を見るわけです。そのとき、「知りたいことが知れるか」が大切なわけで、「表現の豊かさ」は二の次なんですよね。

なので、表現に意識が行きがちな人は要注意!

もしかしたら、独りよがりの文章になっている可能性があります。うまい文章を書くためには、考え方をガラッと変えるのが大切。

これができれば、あなた自身もどんどんスキル上がって、稼げるライターにステップアップできるはずです。

ポイント2.うまい文章を書くために必要なたった一つの心構え

では、どのような考え方が必要かというと「この記事で、読者を幸せにするぞ!」という心構えです。

「うまい文章」、すなわち「目的を達成できる文章」を書くにはどうすればいいのでしょうか?  ズバリ「読む人に貢献すること」です。

この記事を読んだ人は、ちゃんと知りたいこと知れるかな?

明日からの生活がぐっと良くなるかな?と思いながら書けば、表現がたとえ稚拙だったとしても、十分読者に刺さる記事になります。

そのためには、「読者が何を考えているのかを知る」のが全て

すべての文章作成は「読者」、つまりは「読む人」の側からスタートします。この原則は本書にも貫かれています。

つまり、読者は何を知りたいのか?何で困っているのか?をしっかりと考えてから書くのが大切ですよー。ってことです。

どんな人に読んでもらうのかを、書き始める前にしっかり意識しておかないと「あれ?この記事何がいいたんだっけ。。ま、とにかく書くか。」となり、無駄に長くて読者にとって嬉しくない記事になってしまいます。

ぜひ、読者目線で記事を書くこと。意識してみてくださいね。

ポイント3.うまくて早い文章を書くために必要な〇〇〇〇力

ライターとして稼げるようになるには、うまい文章を書けるだけではダメ。

早く書くのも大切です。「早く書く!」と聞くと「タイピング速度」ばかり意識してしまうかもしれません。

でも、タイピング速度はあまり重要ではありません。具体的に記事を書く流れってこんな感じですよね。

①ラグビーについて調べる ②実際にラグビーの試合を観る ③ラグビーの魅力を実感する(理解する) ④ラグビーを知らない人の気持ちを察する ⑤その人たちが理解できるように、わかりやすい文章を作る  ここで注目したいのが、①~⑤のうち実際に書く作業の割合です。そう、書く作業は⑤だけなのです。均等割すると全体の20%。つまり、全体の80%(①~④)は、書く前のアクションなのです。

つまり、書く時間って全体の20%くらいになるんです。それよりも読者の知りたいことを集めたり、構成を作る時間が長いと言えます。

なので、早く書くためには、情報を早く集める訓練もしておきましょう。これは、普段からやっておくのが大切。

文章を書くことが得意な人は、ふだんから上手にアンテナを張って、文章作成に必要な情報をどんどん吸い寄せています。

とくに、「読者が何を知りたいか?」を知るためには、日頃から問いを持つように習慣作るのが大切です。

能動的に張るアンテナは、気づきをもたらす「問い」ともいえます。「問い」をもつことで、人の情報収集感度は高まるのです。

例えば、電車の広告をボーッとみているよりも「この広告は、誰のために書かれて、なんでこの言葉が使われているんだろう?読み手にどう感じて欲しかったんだろう?」と考えれば、読者の悩みが見えてきますよね。

この本では、具体的な情報収集方法も結構書かれているので、苦手な人は参考になると思います。

こんな人におすすめ

「何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術」は、とくに次のような人におすすめ。

・1時間に2000文字書けない
・構成がうまく作れない
・読んでもらえる文章を作りたい

内容はかなり簡単なので、書くのに慣れてきた人には、「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ」の方がおすすめです。あと、スピードに関しては、吉見さんの「Webライターになりたいなら1時間に2,000文字書け」4つの理由」、「1時間に2,000字書く技術」はこうしてつけるの記事がおすすめ。

吉見さんの有料note「吉見夏実のwebライター養成塾【note版】 | 吉見夏実 | note」もかなり実践的で、とってもためになる内容になっているので、ガチでおすすめです。

今回紹介した本はこちら

書評|1時間でわかるビットコイン入門

ビットコインについて知っておきたいけど、「難しくて挫折しそう。。」となっていませんか?

わたしも初めてビットコインに出会ったときは、よく分からなくて何冊も本を読みました。

その中でも「1時間でわかるビットコイン入門」は、かなりわかりやすい!

しかも、amazon unlimitedに入っていれば、無料で読めちゃうので超お得です。

ざっくり学ぶなら、この本で十分。今回は、1時間でわかるビットコイン入門の要点をさらって行きます。

Amazon Review:4.5(レビュー数45)
わかりやすさ  :★★★★★
専門性     :★★★☆☆

読書ポイント

・ビットコインとは
・ビットコインのメリット
・ビットコインって危なくないの?

それぞれ、具体的に見て行きましょう。

ポイント1.ビットコインとは

ビットコインは、一番代表的な仮想通貨(暗号通貨)です。

円やドルと同じように、貨幣として使えますが、紙幣のような実態がないため仮想通貨と言われています。

近いのは、楽天ポイントなどのポイントサービスや、PCゲーム内で使える通貨です。

ただし、ポイントやゲーム内通貨は、他の人に譲渡したり売買するのが禁じられています。

ビットコインは、円やドルと同じくFXのように売買ができるのが特徴です。また、ビットコインはあくまで、仮想通貨の代表。他にも100種類以上の仮想通貨があります。

ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン」といいますが、アルトコインの中で最も時価総額が大きいのは「イーサリアム」という仮想通貨です。

いろんな仮想通貨がありますが、どの仮想通貨が世界共有通貨として使われるようになるかは不明。可能性が高いのはビットコインと言われています。

ポイント2.ビットコインでできること&メリット

これからどんどん利用される可能性が高まっているビットコイン。

日本でも大手金融機関が仮想通貨のテクノロジーを採用しており、今後仮想通貨を扱う可能性が高い

ここからは、どのようなメリットがあるかを見て行きましょう。

今の時点で考えられるビットコインのメリットは次の4つ。

①ビットコインの売買でリターンを得る(投資) ②買い物の代金などをビットコインで支払う(決済) ③ほかの誰かにビットコインを送る(送金) ④少額の寄付や投資に使う(ファンディング)

最近話題のVALUなんかは、ビットコインの送金の手軽さを活用したものですね。ビットコインを利用すると、手数料がほとんどかからないため、銀行などで振り込むよりもかなりメリットがあります。

一般的な銀行だと。。

たとえばあなたの家族が海外に留学し、あなたは毎月10万円を仕送りするとします。  このとき、銀行の海外送金のサービスを利用すると、1回あたり2500~4000円程度の手数料がかかってしまいます。

一方ビットコインなら50円などほとんど無料で送金ができます。これらはまだまだ可能性の一部ですが、これからどんど広がっていくのは間違いないはずです。

 ポイント3.ビットコインって危なくないの?

もしかしたら、2014年に日本で起きた115億円のビットコインが喪失した「マウントゴックス社事件」を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、ビットコインが紛失したとかではありませんでした。

よく調べてみると、実際には会社による業務上横領だったことがわかりました。顧客が所有しているビットコインを横領し、ビットコインを買うために顧客が取引所に振り込んだ現金も盗んだのです。外部の犯行ではなく、マウントゴックス社という一取引所による犯罪でした。

今では、大手企業もどんどん参戦。これから活用シーンが増えるのは間違いなさそうです。

リクルートも日本の大手取引所に出資しており、自社のショッピングモールや旅行の予約サイトなどでビットコイン決済を始める可能性もあるでしょう。

こんな人におすすめ

この本はとくに、次のような人におすすめ。

・初めてビットコインを学ぶ
・kindle unlimitedに入っている
・概要だけざっくり知りたい

kindle unlimitedに入っていない人だったら、「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」がおすすめです。

1分でわかる!アルゴリズムが世界を支配する (書評)

テクノロジーがこれからの仕事をどのように変えて行くのか、気になりますよね。

アルゴリズムが世界を支配するは、人工知能やVRと並んで重要なテーマ「アルゴリズム」について詳しく書かれた1冊。

アルゴリズムとは「問題を解くための処理手順」のこと。このテクノロジーが発達した結果、天才音楽家よりも優秀な人口作曲家が生まれたり、人間が叶わないFXトレーダーが生まれています。

この本の内容を知っているだけでも、「あ、この仕事は将来価値がなくなりそうだな。」と直感的にわかるようになるはず。

ここでは、「アルゴリズムが世界を支配する」を読むときの3つのポイントについて解説していきます。

Amazon Review:4.3(レビュー数56)
わかりやすさ  :★★★★★
専門性     :★★★★☆

読書ポイント

・アルゴリズムとは
・アルゴリズムにできること
・アルゴリズムにできないこと

ポイント1.アルゴリズムで変わる世界

アルゴリズムとは、「問題を解決するための処理手順」のことですが、もう少し詳しく解説します。

例えば、カレーを作るとき、野菜を買ってきて、まな板の上で切って、鍋に入れて。。。という手順で料理を進めていきますよね。

カレーの場合、買い物方法や具材の切り方、調理する順番などによって、料理のスピードや味は全く別のものになります。

簡単に言うと、アルゴリズムはこの手順を最適化するもの。

このスーパーに行って、この順番で具材を買って、こうゆう切り方をして、この順番で料理しようと言う処理手順を明らかにする料理本のようなものですね。

アルゴリズムが最初に注目を集めたのは、金融商品の舞台。過去のデータを分析して、「このような値動きがあったら、株価が下がります」と、判断することでチートレベル性能を発揮しました。

このアルゴリズムの登場によって、もはや人間は太刀打ちできないレベルに。。そんなアルゴリズムは、私たちの住む世界にどんどん入ってきています。

ここからは、具体的にアルゴリズムができることを見ていきましょう。

ポイント2.アルゴリズムができること

アルゴリズムは、過去のデータを元に、「次に売れる映画、音楽」などを予想することができます。

「Twitterでこうゆう発言が多いから、こうなるだろう。。」的な感じですね。

ただし、一番驚くべきなのは、パターン化ができるものは全て人間よりもアルゴリズムが優れていると言う点です。

例えば、
・作曲
・医療
・士業
なんかは、アルゴリズムに支配される可能性が高い。

ブラームスやバッハ、モーツァルトといった巨匠たちのように大胆かつ独創的な曲を作ったり、大型店舗のBGMに流れているようなポピュラーで覚えやすい曲を生み出すことができるアルゴリズムが実際に存在している。そのうちのひとつには、アニーという人間の名前がつけられている。

このアニーというアルゴリズムが作り出した曲を、アルゴリズムが作ったことを伏せて音楽家に聞かせたところ、「天才だ!」と話題になりました。

実は音楽には、一定のパターンがあり。アルゴリズムはそれを分析すれば、天才作曲家が作ったと間違えるほどの素晴らしい曲を完成させてしまいます。

医療の現場はもっと過酷です。

「ゆくゆくは、ごく普通の医師は必要なくなる」と、コースラは述べている。私たちの医療ニーズの九十~九十九%は、アルゴリズムを使ったより正確で、より安価な医療でまかなえるようになる、と彼は言う

普通の開業医がやっているような単調な医療行為はいずれボットが行えるようになるため、特技のない医師は生き残りが難しくなるだろう。

つまり、特別な技術がないお医者さんは、どんどん生き残りが難しくなるということですね。

確かに、花粉症の薬をもらうために、1時間もかけて病院に行くのって面倒。しかも、実は調剤ミスとかもリスクもあります。

調剤ミスの確率は四%から、データによっては恐ろしいことに十%にもおよぶという結果が示されている

アルゴリズムの方が正確な診断と調剤ができるようになる日は遠くありません。実現すれば、乗り換える人は多いのではないでしょうか。

これは弁護士も同じです。

多くの人にとっては朗報だが、弁護士は最もアルゴリズム侵略の影響を受ける職業のひとつだ。大きな訴訟において最も金がかかるのがディスカバリー(開示手続き)──事件に関係するすべての情報を集め、調査する──だからだ。

つまり、情報を集めてパターン化して、最適解を伝えるような仕事は、どんどんアルゴリズムを使ったロボットやボットに置き換わるということですね。

それでは、アルゴリズムは万能かというとそうではありません。

次は、アルゴリズムができないことを見ていきましょう。

ポイント3.アルゴリズムにできないこと

アルゴリズムは、過去のデータに基づいて最適解を作ります。

それなら、売れる音楽ばかり発売できて消費者も嬉しいのでは?と思うかもしれません。

しかし、実態は違います。

アルゴリズムはより良いトップ40をもたらしてくれるのだろうか? 答えはおそらくノーだ。アルゴリズムは新しいアーティストを見つけ出す能力はあるものの、過去に流行った曲に基づいて判断を下すため、昔と同様、やはりすぐに忘れ去られるようなポップミュージックを選び出すこともあるからだ。

つまり、完全にアルゴリズムだけに任せると、「過去流行った音楽に似ている音楽」しか選べないわけですね。

なので、人々の流行を変えるような革新的なものを作るのは、アルゴリズムの苦手分野といえそうです。

そのことも踏まえると、私たち人間は「最適化能力」よりも、「ひらめき能力」を身につけた方が良さそうですね。

ちなみに、ひらめき能力を身につけるなら、脳にいい勉強法~聴くだけで脳が活性化する次世代サブリミナル音源CD付~がおすすめです。レビューはこちら。

 

www.k-yureka.com

こんな人におすすめ

アルゴリズムが世界を支配するは、特にこんな人におすすめ。

・これからのテクノロジーの可能性を感じたい
・具体的に何がわかったのか、これから変わるのか知りたい

難し言葉も多く登場しますが、事例が多いので理解しやすいのが特徴です。ただし、事例が多すぎることもあって、「すぐにパパッと理解したい」と言う人には向いていません。

1分でわかる!脳にいい勉強法(書評)

賢くなりたい!と思ったことはありませんか?

僕も毎日と言っていいほど、「どうすれば、もっと学習性を高めたり、生産的になれるだろう。。」と考えています。

この本は、オウム真理教信者の脱洗脳を行なった、カーネギーメロン大学の脳科学者苫米地英人さんが「本当の頭の良さを身につける方法」について書いた本。

常識を覆すようなことが書かれているので最初は信じられないかもしれません。でも、この本に書かれていることを英会して、実践すれば絶対に頭良くなります。

頭がいい人って、商談ですごく上手に話を持っていったりするじゃないですか。そうゆうのができるようになりますよ!

Amazon Review:3.6(レビュー数21)
わかりやすさ  :★★★★★
専門性     :★★★☆☆

この本の読書ポイントは、次の3つ。

・本当の頭の良さとは
・脳の力を司る「4つの力」
・頑張らないで目標を達成する究極の方法

それぞれ順番に見ていきましょう。

ポイント1.

まず、気になるのはどうゆう人が頭のいい人か?ですよね。

どんな能力が優れているのか、僕たちとは何が違うのか。

一体、どうゆう人が頭の良い人なんでしょうか。

パッと思いつくのは、「頭の回転の速さ」や「理解力」ですが、苫米地さんは、それだけでは十分ではないと言っています。

それは「これまで誰も考えつかなかった新たな発想を生み出せる人」、あるいは同じことですが、「これまでの方法では解決できないような未知の問題に突き当たったときでも、解決策を思いつくことができる人」です。問題解決能力と言い換えてもいいでしょう。

ただしこれは、すでに答えがある問題を解く能力ではなく、いままで誰も答えがわからなかった問題やそもそも誰も問題として認識していなかった問題を解く能力です。

ちなみに、「回転の速さや理解力は、その前提条件。」ということのようです。

ポイント2.脳の力を司る「4つの力」

脳は、たくさんの力を秘めています。その中でも、頭の良さに関わるのは、次の4つのパターンがあります。

・認識力
・理解力
・応用カ
・記憶力

認識力とは、物事を認識する力。例えば、風鈴の存在を見たことも聞いたこともないフランス人は、風鈴の音がなっても風鈴の音を認識できません。

その時、誰かがフランス人に風鈴を解説すれば、それ以降は認識できるようになります。つまり、認識力を高めるには知識が必要です。

ただし、知識が無駄にあっても認識力を妨げてしまう可能性があります。

知識があるために、別の知識の認識を阻害してしまうことがあるという点です。いや「ことがある」どころか、知識は必ず盲点を持っていて、その盲点に入ってしまったものは本当に重要なことであっても認識できなくなってしまうのです。

「20代で年収1億なんて無理だ!」と、固定観念で決めつけてしまうと、本当のことが認識できなくなるということですね。

実際には、これくらい稼げている人は結構いますよね。

その次の能力は、理解力。

理解力とはどういうことを言うのでしょうか。私は「理解力とは抽象化能力である」と考えよす。言い換えると、知らないものを見て、それをすでに知っているパターンと照らし合わせて、同じパターンを見出せる能力」です。

例えば、りんごとみかんを知っている人は、それらが「果物」だと知っています。そのあと、初めて行く外国で見たことのない物体を見たときにそれが野菜か果物かわかるちいうのが認識力ですね。

そして一番大事なのは、応用力。

応用力とは、ある法則を見出したとき、その法則を使って新しい何かを生み出す能
ことです。

この能力は、2つの種類があります。

ひとつは組み合わせ能力です。すでにあるものを組み合わせて、新しいものをつく
っていく能力で、最適化能力とも言えます。

これは結構わかりやすいですね。

もう一つは、ひらめき力。

ひらめき能力とは、いままで誰も発見したことがないものを見つけたり、生み出したりする能力のことです。ひらめきは組み合わせや最適化ではできません。過去になかったものを見つけ出す能力です

組み合わせ力は、機械に取って代わられる可能性がありますが、ひらめき力は、今の所人間だけしかできません。さらに、身につけている人も少ないため「ひらめき力」こそ頭の良さの象徴とも言えます。

ちなみに、このブログのタイトルYureka!もひらめき!を意味しています。どうでもいいですね。はい。

実はひらめき力の正体は分かっていないので、鍛え方もありません。ただし、知識がないとひらめきは起こりません。

また、物事を抽象化する力を身につければ、ひらめきが起こしやすくなると言われています。

ポイント3.頑張らないで目標を達成する究極の方法

さて、それではどうすれば学習効率を高めることが、できるのかを見ていきます。

正しい勉強法の最大のコツは、「がんばらない」ことです。
がんばることで、脳が拒否反応を起こし、IQが思いっきり下がります。 

 え?と、疑ってしまいますが、さらにダブルパンチ。

「頑張らないで勉強ができるわけがないじゃないか」と思う人は,すでに1Qがかなり下がってしまっている可能性があります。

 無理やりやろうとすると、脳が拒否反応を起こし、そこから抜け出そうとして、IQが思いっきり下がります。IQが下がった状態で勉強しても身につくはずがありません。

頑張らないで身につけるなんて。。と思ってしまいますが、直感的には理解できます。

好きな歴史はすぐに覚えられるのに、英単語は覚えられない。。。ってことありますよね。

まさにそれですね。

頑張って勉強するというのは身にならない、時間を無駄にする行為だとさえ言えま
す。

そうゆう意味でも、好きなことを続けるのが大切だと言えますね。その方が絶対、知識も力もつきますし。

こんな人におすすめ

この本は、とくに次の人におすすめ。

・頑張らないで学ぶなんて信じられない
・固定観念に縛られがち
・「できない」「無理」と良く思ってしまう

僕は、この本んを読んでから物事を抽象化するのを意識するようにしました。すると、今までついていけなかった会話についていけるようになったり、かなり違いを実感しています。

なので「自分は頭が良くないから。。」と諦めてしまう前に、この本を読むのをおすすめします。ここでは紹介しきれませんでしたが、脳力を高める方法もしっかり書かれているのでとても勉強になりますよ!

1分でわかる!最強の休息法(書評)

「しっかり休んでいるのに疲れが取れない。。」と思ったことはありませんか?

最強の休息法はそんな人に最適の1冊です。

この本を読めば、あなたの疲れが取れないのはなぜなのか、どのようにすれば疲れからスッキリ解放されるのかがわかります。

ストーリー形式でとっても読みやすくわかりやすいため、本が苦手な人でも読めると思います。さらに、内容はわかりやすくいですが、脳科学者が研究に基づいて書いているので、内容の信頼性も悪くありません。

しかも、知っておくべきことは最初の10ページほどに図解されているので、忙しい人ならそこを読むだけでも十分ためになります。

ここでは、最強の休息法を読むときのポイントをわかりやすく解説します。

Amazon Review:(レビュー数)

わかりやすさ  :★★★★★

専門性     :★★★☆☆

読書ポイント

・疲れの原因は体力ではなく、脳にあった!

・脳を休める7つの方法

・ゾーンの入り方

それぞれ、順番に見て行きましょう。

ポイント1.疲れの原因は体力ではなく、脳にあった!

疲れやストレスを感じると、「ちょっと旅行にでも行って回復するか」と考えてしまいがち。

でも、旅行などでは疲れってとれません。むしろ、疲れてしまうこともありますよね。

なぜなら、疲れの正体は「脳」にあることがあるからです。

たっぷり睡眠をとったり、リゾート地でゆったり過ごしたり、温泉にじっくりつかったり……もちろん、そうやって身体を休めることも大切です。しかし、それだけでは回復しない疲労があります。それが脳の疲れです。

何もしていないときでも脳は常に消耗しています。脳は何かを考えたり決めたりすると、パワーを消耗します。

脳の消費エネルギーの60~80%は、デフォルト·モード·ネットワーク(DMN)に使われています. DMNとは、脳が意識的な活動をしていないアイドリング状態でも動き続ける脳回路です。 ぼーっとしていても、この回路が働き続ける限り、脳はどんどん疲れていくわけです

さらに、音がなったらそれに反応します。そのようなちょっとしたことだけでも疲れてしまうのが特徴です。

正しく疲れを取るには、「脳の思考をシャットダウン」させる必要があります。

ポイント2.脳を休める7つの方法

最強の休息法では、7つの疲れを取る方法が紹介しれています。

  1. とにかく脳が疲れていると「マインドフルネス呼吸法」
  2. 気づくと考えごとをしているとき「ムーブメント瞑想」
  3. ストレスで体調がすぐれないとき「ブリージング·スペース」
  4. 思考のループから脱したいとき「モンキーマインド解消法」
  5. 怒りや衝動に流されそうなとき「RAIN」
  6. 他人へのマイナス感情があるとき「やさしさのメッタ」
  7. 身体に違和感。痛みがあるとき「ボディスキャン」

ここでは、最も基本となるマインドフルネスのやり方を解説します。やり方は、ほとんど座禅と同じ。

まず、座って楽な姿勢になります。

つぎに、足や手など体の感覚を意識。

そして、時期に呼吸に意識を向けるようにします。

この時、雑念が浮かんだらまた、呼吸に意識を戻すようにしましょう。

私は、毎日仕事を始める前に3分だけこれをやっています。毎日これをしていると、マインドフルネスをすれば、自然と仕事に集中できるようになりました。

ポイント3.ゾーンの入り方

ゾーンとはリラックスと集中の両方ができて入る状態のこと。

マインドフルネスは、その状態にとても近い状態です。

ゾーンは、自意識がほとんどない状態で初めてできるそう。

マインドフルネスを練習すれば、ゾーンに入れるようになりやすくなります。

こんな人におすすめ

この本は、とくに次の人にオススメしたい!

・休んでも体力が回復しない ・なんとなく常にだるい ・ストレスが溜まっている ・集中力を高めてゾーンに入りたい

ただし、脳科学や休息方法について学んだことがある人や、3冊以上本を読んだことがある人は、物足りないと感じる可能性があります。

それでも、最初の7ページの「すぐに実践できるマインドフルネス」は、覚えておいて損はありません。ちょっと疲れやストレスから解放されたいときにオススメなので、ぜひ参考にしてくださいね!